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放課後のYくん

放課後のYくん 重い実

BLマンガ作品DATA

著者
重い実先生
出版社
gateau comics 一迅社
発行
2018年5月
おすすめ
PR紹介
理系の男子校で女子と無縁の生活を送る横井と吉岡は
「唇の柔らかさは女子と男子で変わらない」という理系的考えの元、
ある日キスをしてしまう。その日を境に勉強会と称して
エッチへの探求にも精を出すようになった二人だったが、
覚えの早い吉岡はどんどんエスカレートしていき――。

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あらすじ
気づいたらセックスしてた。理系の男子校で女子と無縁の生活を送る横井と吉岡は「唇の柔らかさは女子と男子で変わらない」という理系的考えの元、ある日キスをしてしまう。その日を境に勉強会と称してエッチへの探求にも精を出すようになった二人だったが、覚えの早い吉岡はどんどんエスカレートしていき――。

「放課後のYくん」の感想

高校生の横井(Yokoi)と吉岡(Yoshioka)のお話。
このにくい表紙~!
重い実先生の読んだBL作品3作目です。淡々としたシュールな展開、なんの気負いもなく手に取れるストレスのなさ、なんだかだんだんクセになります、ね。
「たぶん 俺たちは 勉強のしすぎだったんだと思う」
から始まって、唇が本当に柔らかいのか試してみたくて、横井にキスする吉岡。
行為がメインの場合では、そこに至る理由はどうしようもないギャグになっていて、これでもかと追及している重い実先生には、最初特別何も感じていなかったけれど、がこれがクセになるんだな、と読んだ3作目にして実感しました。

吉岡が気になって、家までつけた横井は玄関でセーラー服の女子が吉岡を迎えるのを見てしまい、気になって仕方がないが、言えない。
一方横井は、2人で勉強する時間をほかのクラスメイトに邪魔されたくないために、牽制し、二人きりに。
1~3話までは、横井の独白で、4話は吉岡の独白。
5話は、独白なしで、お互い自分以外の相手にかわいく嫉妬して、告白します。
登場人物「独白」、登場人物「独白」、独白なしでセリフのみ見せる、形式は、全体像がだんだん見えてくると同時に、どっちの気持ちも繊細に描写できる構成で、 実に1巻に収まるようにストーリー構成が実によく計算されていることに、気がついたら、重い実先生はスゴイなと。

高校生同士のCPをベースに、終わり際に吉岡の兄・冬司(とうじ)と横井の叔父・染谷正弘のCPもぷんぷんに匂わせるところもいいですね。
シュールなBL、楽しみました!