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おおきい小竹とちいさい武田

シュールギャグ満載で抱腹絶倒のSF・BL!笑いたい時に、ちょっと変なBL読みたい時に、おすすめです。
おおきい小竹とちいさい武田・上下 重い実先生の感想・レビューと、試し読み、電子書籍、ネタバレ、おすすめ関連作品などの紹介です。

BLマンガ作品DATA

著者
重い実先生
出版社
gateauコミックス 一迅社
発行
(上)2018年2月
(下)2018年3月
推奨媒体
紙の本・電子
おすすめ

おおきい小竹とちいさい武田・上 重い実 電子試し読み・購入

おおきい小竹とちいさい武田・上 重い実 電子版

あらすじ
「僕、小さくなりに行ってくる」巨人族の小竹は手違いで普通の高校に入学してしまう。ほどなくして転校することになった小竹だが、普通サイズの武田と両想いだったことが分かり付き合うことになった。二人はセックスができなくても幸せな日々を過ごしていたが、ある日、小竹が大きいものを小さくする木の実が存在するのだと言いだし――。

おおきい小竹とちいさい武田・下 重い実 電子試し読み・購入

おおきい小竹とちいさい武田・下 重い実 電子版

あらすじ
“大きいものを小さくする”木の実を食べて普通サイズになった小竹は恋人の武田とたくさんセックスをして人生至上最高の夏休みを過ごす。しかし木の実を食べると仮死状態になってしまうことを知っていた小竹は武田の前から姿を消すのだった。そして6年後、目を覚ました小竹は――。【全227ページ】
こちらは、電子のみ単話配信で大橋記録ノートに、爆笑必須です。あわせてぜひ!

おおきい小竹とちいさい武田 大橋と三宅の場合 重い実 電子版

あらすじ
『おおきい小竹とちいさい武田』収録の大橋と三宅のその後を描いた電子限定描き下ろし番外編! 大橋の想い人である武田の代わりとして、大橋と肉体関係を持った三宅。しかし、いつしか二人は半同棲状態ですっかり恋人のようになっていた。 心配性で神経質で恋人には干渉したいタイプの大橋は今では三宅の不安がなくなるくらい三宅に独占欲をわかせている。 そして二人が一緒に過ごす時間と比例して三宅が書いている『大橋記録ノート』も更新され続け――。

「おおきい小竹とちいさい武田」上下の感想

サイズが違う男子高校生の恋愛を描いた、SFBLマンガです。 重い実先生の独特なシュール感がなんともクセになりますが、他の作品よりシュール感は「おおきい小竹とちいさい武田」が一番強く、大好きです。 シリアスな部分もなくはないですが、ギャグ・コメディもので、かなり笑えますので、笑いたい時におすすめです。
SF作品で、インパクト大で、印象深く、あとを引きます。
下巻のこの表紙の絵が、自由に生き生きとジャンプしている感じと、ポケットに入っている感じが、なんともシュールでよくないですか!大好きです。
話は淡々と進み、シュール感があります。絵もエロさはあまりないのですが、お楽しみシーンはわりと多めです。

武田のエロがダダ漏れでチャドルを着せる小竹が笑えました。
武田のことがずっと好きだった大橋のお話が後半入っていますが、これがすごくおもしろい。大笑いできます。

三宅は、似ているから利用されていることに気づいているが大橋があっちがうまいので付き合いたい。
ある夜、大橋は三宅がまっぱ(真っ裸)で冷蔵庫付近でメモをしているのを目撃。後でそのノートを見る。
三宅は「大橋記録ノート」というノートをつけていて、大橋のことがチョー細かく書いてある。
ノートをみてグッときた大橋は、逆に三宅の好みに合わせて料理をし、ついに三宅が好きに。
最終的にノートはVol.4に。

重い実先生の最初に読んだ「愛しのXLサイズ」が私的にいま一つだったので全然期待してなかった(すみません)のですが、こっち作品はかなりおもしろかったです。設定がまず、おもしろい。
よくわからないけど「おおきい」人と「ちいさい」人がいる世界で、話が淡々とシュールに進んでいく。 ギャグがありがちなものじゃなくって、独特で、かなり笑えました。 重い実先生は「サイズ」的なものや、大きさに、なにかこだわりがあるのでしょうか。
あと、大橋と三宅のEPが特に楽しかったです。
最近多い、料理がうまいパターン(女子力高いといっちゃいけない。よく胃袋を掴む云々というやつ)ですけれども、大橋25歳と三宅隆三28歳は年の差3歳ですが完全に大橋が主導権を握っている感じです。
この二人はかなりマメで、調査・検証する学習能力が高いあたりが全然色気がないのだけど、地味に効いてきます。
「大橋記録」っていうノートをつけているのがすごくおかしい(しかも裸で)のですが、それが4冊目だったりして!大笑いです。
付き合っている人のことをここまで事務的かつきっちり記録するのは、ここまで愛されていると思うか、怖いと思うかは個人差があるでしょうが、かなり楽しみました。
ありがとうございました。