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ロイヤル・シークレット

ロイヤル・シークレット

BLマンガ作品DATA

著者
ライラ・ペース
挿画
yoco
出版社
モノクローム・ロマンス文庫 新書館
発行
(1)ロイヤル・シークレット 2019年11月9日(2)ロイヤル・フェイバリット 2020年12月16日
おすすめ
推奨媒体
紙の本・電子版
あらすじ
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ニュース配信社の記者、ベンジャミンは、英国の次期国王ジェイムス皇太子を取材するためケニアにやってきた。滞在先のホテルの中庭で出会ったのは、あろうことかジェイムスその人だった。雨が上がるまでの時間つぶしに、ベンの部屋のテラスでチェスを始めた二人は、駒を取られるたびに一つ秘密を打ち明ける取り決めをする。それは軽いゲームのはずだった。しかしいつのまにか二人の間に不思議な感覚が通い始め――。世界で一番秘密の恋が、いま始まる。

※こちらの作品にはイラストが収録されています。
 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。

(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)

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ロイヤル・シークレット ライラ・ペース yoco 電子版

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ロイヤル・フェイバリット ライラ・ペース yoco 電子版

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「ロイヤル・シークレット」「ロイヤル・フェイバリット」の感想

この本を読む前は、この本のタイトルなどなんの気にも留めていませんでしたが、1巻を読み終えた段階で、このタイトルはなんてぴったり。
訳文なので、日本語が母国語の素晴らしいBL作家たちと日本語の扱いについて比較するのは、酷ですが、訳文特有のクセがあります。
その点は横に置いておいて、この本はおもしろくて、読んだほうがいいBL小説であることには、間違いなし、太鼓判!です。

よい物語は、本を読んでいる間中、同じ時間と空間を共有しているかのような錯覚をすることがありませんか。
読み終わっても、脳内でジェイムスとベンがそれぞれの生活を送っている、そういう楽しい物語でした。

1巻末から怒涛の展開になり、やめられないので、1-2巻確保してから読むのがおすすめです!

「ロイヤル・シークレット」「ロイヤル・フェイバリット」のネタバレ感想

王室にも金髪蒼い目の王子にも興味はないんですが、ジェイムスはなんというか、底知れぬ魅力に少年のような、女子のような、かわいらしさいじらしい魅力にあふれていて、読者はきっと好きになると思います。 ベンは、壁をつくったり線を引いてそれ以上にはならない部分などに共感しました。 1巻は、出会いと別れ、再会とてんこ盛りで後半からさらに、カミングアウトに向かって目が離せない展開に。 〇〇〇〇のRPGが楽しく、刺激的。 2巻では、二人を取り巻く様々な問題と、王室にいること王子とつきあうことで自由を奪われ、苦悩するベンに焦点が当たっていく。 自傷行為で心の病を患っている妹についての描写が多く、えちシーンが特に後半少ないために1巻よりは若干退屈でしたが、読んだほうがいい2冊でした!

受賞歴

BL漫画のメジャーな賞「このBLがやばい」、「BLアワード」の受賞歴の一覧です。

受賞年 部門 順位 タイトル
2020 BLアワード BEST 小説 7位 ロイヤル・シークレット
2021 このBLがやばい BL小説ザベスト 4位 ロイヤル・シークレット