恋はドーナツの穴のように 砂原糖子 先生の感想・レビューと、試し読み、電子書籍、ネタバレ、おすすめ関連作品などの紹介です。
BL小説 作品DATA
- 著者
- 砂原糖子 先生
- イラスト・挿画
- 宝井理人 先生
- 翻訳
- 出版社
- ディアプラス文庫 新書館
- 発行
- 2015/12/17
- おすすめ
- 推奨媒体
- 紙の本・電子版
- あらすじ
紹介PR - ドーナツ屋店長の倉林は、多すぎる業務、使えないバイト、単調な毎日に疲れきっていた。携帯の中の元恋人のアドレスを眺めては、束の間の現実逃避をする日々だった。一方、新入りバイトの凛生は今時の冷めた高校生。恵まれた容姿で女の子にもてるくせに、他人に興味を持てないでいた。けれど黙々と仕事をする倉林の携帯電話を眺める横顔は妙に気になって…?
バイト高校生×ドーナツ屋店長の12歳年の差ラブ。
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
恋はドーナツの穴のように 砂原糖子 電子試し読み・購入
恋はドーナツの穴のように おすすめポイント
- DK年下攻めがお好きな方におすすめ。
- 宝井理人先生のイラストがお好きな方におすすめ。
- 流されやすい20代がお好きな方におすすめ。
- ドーナツ屋のバイト歴がある方におすすめ。
恋はドーナツの穴のようにの感想
歳の差、店長とDKもの。先生とDK、というパターンはごまんとありますが、DKと社会人バージョンのお話です。
2015年出版の本で、労働環境がだいぶ変わってきているのでかなり今ではブラック企業というか、店長一人に働かせすぎなところが現在とは違います。 それはさておいても、イケメンDK凛生がバイトで社会に慣れていくところや店長の心情にはリアル以外のなにものでもなく、多くの方があるある~と思えるところでしょう。 そういった意味でお仕事デビューBL的な部分があります。
店長の倉林は普通に大人で疲れているとこうなるな、って感じですが、DK凛生の無自覚が自覚していくところが絶妙な描写で書かれていて、手に取るように心情がわかるのがとてもよかったです。 そこがとにかく素晴らしいです。
タイトルの「恋はドーナツの穴のように」その穴といったものがどんなものかも回収もばっちりです。
昔の男も登場しなかなか楽しいので、ぜひお読むことをおすすめします。