ゲイ映画、海外名作おすすめ選-BL的な欧米ゲイ映画

今回はBLと関係性の深い男性同士ゲイの恋愛がテーマの名作映画・海外版で、Amazonプライムビデオ（アマプラ）、U-NEXTなどで見れるBL映画ゲイ映画の名作をご紹介します。
ボーイズラブとゲイ映画はよく意味が混同されていると思いますが、ボーイズラブは創作上のものでゲイ映画かどうかはまた別の問題というか、若干意味合いが異なってきますが、近年はその境界もほぼないに等しいというか、かなりぼやけてきているのを感じます。そこでBL漫画的な雰囲気の近い作品で、特におすすめの腐なら絶対見ておいたほうがいい、いまどきの言葉でいうと「LGBTQ映画」を厳選しました。

映画公開当時はミニシアター系しかかからなかった作品もありますが、今はNETFLIX、アマゾンプライムビデオ、U-NEXTなどなど動画配信サービスで、いろいろあるので手軽に見られるようになりました。
少し前の作品になりますが、どれも名作でおもしろかったので、見たことがない作品がもしあれば、ぜひご覧ください。 BLを読むのが、より一層楽しくなるはずです。記載時点で動画配信サービスが利用できるものは記載しています。記載していないものは、調査時点では配信がない作品です。TSUTAYAディスカスなどレンタルをご利用ください。

BLボーイズラブ的な海外ゲイ映画 厳選ポイント

マイ・プライベート・アイダホ 1991年・アメリカ映画

1991年・アメリカ映画。今は亡きリバー・フェニックスとキアヌ・リーヴス共演の名作。ガス・ヴァン・サント監督。アイダホはナルコレプシーという急に寝ちゃう病気の持ち主（リバー・フェニックス）でキアヌと母親を探しに行くロードムービーです。ガス・ヴァン・サント監督の初期傑作といわれています。
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マイ・プライベート・アイダホの何がいい？

マイ・プライベート・アイダホの何がそんなにいいのかというと、リバー・フェニックスとキアヌ・リーヴスダブルキャストが最高です。この二人は、私生活でもハリウッドスターっぽくない生活をしている（た）ことでも有名でそういった二人をキャストしたところが見事です。そして、やっぱりリバー・フェニックスはかっこいいな～と20年以上経っても思います。リバー・フェニックスは、最近は「ジョーカー」で有名なホアキン・フェニックスの兄で、オーバードーズで23歳という若さで1993年に亡くなってしまいました。お若い方は知らない人も多いかなと思いますが、カリスマ性がすっごくあって、なんか目がいってしまう、とても魅力的な俳優です。なんか、また観たくなってきた…
代表作は「スタンド・バイ・ミー」。「インディ・ジョーンズ　最後の聖戦」もおすすめですが、「マイ・プライベート・アイダホ」が一番おすすめです。勝手な想像ですが、座裏屋蘭丸先生の「眠り男と恋男」はこの作品からヒントを得ているのかな？もしくはオマージュ的な作品じゃないかと思うところがあります。

キアヌ・リーヴスは、まだそんなに有名ではない頃の出演作です。この映画のあと確か大変人気になり、ハリウッドスターになりました。「マトリックス」は最高ですし「スピード」のほうがいい？方もいるかもしれませんが、キアヌ作品では「ディアボロス 悪魔の扉」（アル・パチーノ、シャリーズ・セロンと共演）「ビルとテッドの地獄旅行」（B級コメディ映画）もかなりおすすめです。未だにプライベートではハリウッドスターっぽくなく、バンド活動もしていて日本にライブで来日したりもしています。

プリシラ　1994年・オーストラリア映画

1994年・オーストラリア映画。ドラッグクイーンのロードムービー。ゲイの間では知らない人はいない映画。ハリウッド映画ではなく、オーストラリア映画なため全体的な雰囲気が独特でいい。名優テレンス・スタンプが超イケてます。

• プリシラ　1994年・オーストラリア映画 -映画.com

さらば、わが愛/覇王別姫　1993年・香港映画

1993年・香港映画。チェン・カイコー監督。レスリー・チャンの出世作。すごく色っぽい。京劇の世界が舞台でシリアスな歴史ものなのですけれども、とにかくレスリー・チャンの妖艶な姿が、綺麗で、悲しくて、印象深かった作品です。男なのに、こんなに女っぽいって、なんだろ？ ボーヴォワール著「第二の性」で「女らしさ」は作られるって話が確かあったと思ったけど、まさに男でもこんなに女になれるっているか、どんな女より女っぽい。 女じゃないから、こんな風にしたら「もっといいのに」が逆にわかるのか？いえいえ、レスリー・チャンが素晴らしいんです。

ブエノスアイレス 1997年・香港映画

ウォン・カーウァイ監督のもと、レスリー・チャンとトニー・レオンが恋人役という映画。映像もおしゃれ。香港はこういう映画、もう撮れなくなるかもしれないなぁ。そうなってほしくはないけど。

ブロークバック・マウンテン 2005年・アメリカ映画

2005年・アメリカ映画。 今は亡きヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールが共演。カウボーイ…。ヒース・レジャー、ほんと演技うまい。もう見れないとは悲しいな。

ムーンライト　2016年・アメリカ映画

内気なゲイのシャロンの子どもから大人になるまでのお話です。Netflix映画ですが、かなり日本のBLマンガと近い内容の映画な気がしました。 体を鍛える理由、ってこんななのか。日本とは全然安全性に差があることを改めて。 マハーシャラ・アリ、格好ええ。

ベニスに死す 1971年・イタリアフランス合作

1971年・イタリアフランス合作映画。ルキノ・ビスコンティ監督の名作。「老い」と「若さ」の対比が痛くつらい。主役のこの方が、ものすごい美少年でしょ？ BLの創世記・耽美美少年時代そのものの映画といっても過言ではありません。（というかこの作品の影響かな）
この美少年俳優さんは、ミッドサマー（2020）というホラー映画に出演していて映画好きを驚かせました。

モーリス 1987年・イギリス映画

1987年・イギリス映画。ジェームズ・アイボリー監督作品。1987年 ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞。
公開当時、ヒュー・グラントがまあ美男子で話題になりました。映画だけご存知の方、萌えた方で腐ってない人は本人が気づいてないだけで、立派な腐予備軍です。 （自分がそうだっただけに確信があります）

• モーリス 1987年・イギリス映画
• モーリス（リストア版R15）はTSUTAYA DISCUSで宅配レンタル可能です。
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ボヘミアン・ラプソディ 2018年・アメリカ映画

2018年・アメリカ映画ブライアン・シンガー監督。ロックバンドQueenのフレディ・マーキュリーの伝記映画。歌いながら見る感じですよ、大ヒットしました。 宗教や家族、メアリーとの関係性など盛りだくさんの内容ですが、すごくよくまとめてあると思います。フレディのちょっと痛いファッションも◎。

フィリップ、きみを愛してる！2009年・フランス映画

この映画のことはすっかり忘れていましたが、最近見返してすごいなと感じた、1点目「2大スター共演のゲイ映画である」、2点目「実話である」この2点です。すごいです。ストーリーは、スティーブンがなかなかのゲス男ですが悲壮感はないコメディです。ぜひご覧ください。 ユアン・マクレガーがかわいかったです。

君の名前で僕を呼んで（2018）

みんな大好き！ティモシーシャラメの初々しさよ…。

全然同性愛ではないけど、妄想しかできなかった映画！

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド　2019年・アメリカ映画

2019年・アメリカ映画。クエンティン・タランティーノ監督作品。タランティーノの中では「レザボア・ドックス」が一番好きでおすすめですが、これも結構よかったです。私事ですが「腐」覚醒したのち見たら、２人が恋人にしか見えず・・・。お試しあれ。（そういう話ではないです。すみません。）

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