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イルミナシオン

イルミナシオン ヤマシタトモコ


「イルミナシオン」を読んだ感想と、試し読み、電子書籍、ネタバレ感想などの紹介です。

BLマンガ作品DATA

著者
ヤマシタトモコ先生
出版社
祥伝社 onBlue comics
発行
2018年8月
おすすめ
推奨媒体
紙の本・電子
あらすじ
紹介PR
厄介すぎる三角関係――。ノンケの親友と“俺を抱いた男”と俺。 公務員の幹田(みきた)(29)は、ノンケでありつつも幼なじみの小矢(こや)(29)に長年恋心を抱いていた。しかし小矢は浮気性で女好き、そして26年来の大親友。そんな恋に限界を感じていた幹田は、コミュ強のチャラいゲイ・洲戸(すど)(24)にナンパされ、そのまま抱かれてしまう。幹田にとっては「同性と寝てみる」だけの夜のはずが、その後洲戸は幹田を口説きはじめ、小矢に「幹田を抱いた」と告げた――。 ままならぬ三角関係を描いた表題作ほか、4本の傑作短編を収録。描き下ろしは、10年ぶりの表題作の3人!!

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「イルミナシオン」の感想

「イルミナシオン」は全3話+おまけがあり、あとの短編集はほんとに短編で、話が始まったかと思うと終わっちゃう感じで、つかみがどれもいいだけに、続き読みたいのに読めないという寸止め・消化不良気味でした。

「イルミナシオン」ネタバレ感想

あらすじは、書いてあるとおりで、幹田のアパート前でいつも小矢と洲戸でいいあったり、台所の窓から顔を出す風なところはそれなりに楽しめましたが、可もなく不可もなく、というのが全体の読後印象です。
ずっと一緒にいたいからあえて手をださない展開。最終的に救いがない、ほぼ何も進展もしていないのいうのがやはりマイナスポイントになるのは、否めない。セリフ回しが上手なので、もっと刺すだけでなくそのセリフで多少でも救ってほしいです。どっちつかずの終わり方が結果リアルではありますが、読んでいて楽しいものではありませんでした。

「ばらといばらとばらばらのばらん」はいいな、JKがからんできて、展開がいいなと思いました。
全体的に匂わせて終わる、短編集で、物足りない感じがしました。
短編集じゃなく、長編など読んでみてまた違ってくるといいなと思いつつ終了です。