BLマンガ作品DATA
- 著者
- おげれつたなか先生
- 出版社
- ビーボーイ daisy-jealousy 特設サイト
- 発行
- 2020年 11月
- おすすめ
- 推奨媒体
- 紙の本
- あらすじ
紹介PR - 不器用で部屋も汚くて鈍感で、でも5年間、俺だけを好きだった。専門時代、才能に嫉妬していた相手・要と 社会人になり再会した三咲。学生の頃、キスしてきた理由を聞きだしたところ、「キスなんて好きだから以外の理由はないだろ」?と 何やらお怒りのようで…?
「Daisy Jealousy」試し読み・書籍購入
「Daisy Jealousy」の感想
おげれつたなか先生のビーボーイに連載していた最新作がコミックスで発売されました!やっぱり発売週のランキングの上位ですね。大人気作家のため、発売前から音付の特設サイトができてスマホの壁紙ダウンロードできたり、楽しかったです。
この表紙だと、全然抵抗なく本屋で買えますね。キラキラ、きれい。
「Daisy Jealousy」のネタバレ感想
淡々と禁欲的に進むストーリーの中、要(かなめ)の才能へのジェラシー、足らない自分の能力・技術への焦燥感がじりじりとして、くる。このジリジリする、ジェラシー感に、やられます。
おげれつたなか先生はBL作家の中でも特に「リアルな感情」を大事に、重要視してマンガを描いてらっしゃると思います。
本当に誰にでもありそうだけど、放置して、失敗してしまうような心情のリアルを、実に繊細に描かれています。クリエイター系のお仕事の方も、そうでなくても、すっと共感できることが多く、わかると、何度も読んでていっちゃいます。きっと一握りのピラミッドの頂点と自分の置き換えのきく能力との差に嫉妬したり、どうにもできない努力しても追いつけなくて投げ出したり…とか誰でもありますよ。
が、その相手が自分を好きだとは…
今回の作品はジェラシーがテーマで精神面に重きが置かれているので、ファンの皆様が大好きであろうエロシーンが今までの作品に比べると少なめな気がするのですが、少ないがゆえに、余計にエロいというか、とても効果的に使われています。
それに自明ですが、絵が本当にうまいおげれつたなか先生ですが、また進化しています。手の表現、ふとした時や、ハッとしたときの顔も、はぁ~!なんていいんだろう。エロシーンでも、限られたコマの中で、最大限の臨場感でございます。
表紙のこの、木洩れ日表現、なんてきれい~
桜の花がとっても繊細な美しさで、なんというかDT要くんの一途な思いと相乗効果がある気がします。
やっと思いが伝わったというか、彼の気持ちが通じたときは、桜の木の下だから。
題になっているDaisyは、ココでは「一流」の意味で使われているようです。ヒナギクじゃ意味が通じないので。詳しくはこちらをご覧ください。
Daisyの意味 -コトバンク
特に好きなシーン
進展してくるあたりが好きです(みなさんそうでしょう)。Part3:
ベットを譲った要が、朝、膝立ちで寝ている三咲にキスして「はぁー 好きだ・・・」というシーン。なんてかわいい。我慢するなんて大人だ・・・。思いやり・・・。ガンバレ、DT。
三井さんとの食事の約束を断って戻ってきた要に「三咲が好きだから」といわれ、のっかってキスするシーン。
(キャー!のっかったよ!)
Part6-7:
山場です。Part8:
最高です。どんな言葉が必要でしょうか?お読みください。↓↓↓こちら読後用です↓↓↓
3Dモデリング制作記録
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— ビーボーイ編集部 (@bboy_editor) October 9, 2020
#おげれつたなか 先生最新コミックス
【 Daisy Jealousy 】11月10日(火)発売
特設サイトでスマートフォン用の待受け配布中です🧡https://t.co/hxtvs6xDbB
#デイジージェラシー
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