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聖なる黒夜

聖なる黒夜(麻生龍太郎シリーズ)柴田よしき



聖なる黒夜(麻生龍太郎シリーズ)柴田よしき 先生の感想・レビューと、試し読み、電子書籍、ネタバレ、おすすめ関連作品などの紹介です。
こちらは一般作のBL要素がある小説です。

著者
柴田よしき 先生
出版社
角川文庫
発行
初版 2006/10/1 文庫 2012/4/25
おすすめ
推奨媒体
紙の本・電子版

\お得情報/

聖なる黒夜

上下巻と、合本版があります。紙の本はあまりないようで電子のほうが入手しやすいです。Kindle Unlimitedの対象でした(※2026年5月時点)。

聖なる黒夜 上 柴田よしき 電子版

紙の本

あらすじ
東日本連合会春日組大幹部の韮崎誠一が殺された。容疑をかけられたのは美しい男妾あがりの企業舎弟……それが10年ぶりに警視庁捜査一課・麻生龍太郎の前に現れた山内練の姿だった。あの気弱なインテリ青年はどこに消えたのか。殺人事件を追う麻生は、幾つもの過去に追いつめられ、暗い闇へと堕ちていく。ベストセラー「RIKO」シリーズから生まれた究極の魂の物語!上巻に本書サイド・ストーリー「歩道」を書籍初収録。
聖なる黒夜 下 柴田よしき 電子版 紙の本

あらすじ
聖なる日の夜、一体何が起こったのか。ひとつの事件を通して暴かれていく麻生龍太郎と山内練に秘められた壮絶な過去。さらに事件は新たな殺人事件を招き、人間の愛憎、傲慢、悲痛な魂の叫びを曝け出していく。2人はこの絶望の淵で何を決断したのか。幾重にも張られたミステリ、そして人間の罪と罰を描破した孤高の大長編!! 下巻に本書サイド・ストーリー「ガラスの蝶々」を書籍初収録。

おすすめポイント

  • 麻生龍太郎:シゴデキ警部
  • 893BL好きに強くおすすめします!
  • 事件解決もの、刑事BL好きに強くおすすめします!
  • 重厚な入り組んだ複雑なお話が読みたい方に。
  • ふつうのBL、飽きた人に。

「聖なる黒夜」の感想

一般作なので、BLないんでしょ、と思っていたけれども、「えっ」、「あっ」、「うそっ」みたいな感じでほいほい登場します。物語はとても重厚で、繊細な心情が複雑だったり、案外単純だったり、深淵をのぞくような深さもあり、絡みあいすぎてすごいことになっています。読んでいる間、楽しくてしかたなかったです。
中毒性があると思います。すっかり夢中です。
なお、ハードカバーには書き下ろしがついていませんが、『サイド・ストーリー「歩道」を書籍初収録』は絶対読んだほうがいい内容なので、文庫版を強めに推しておきます。
「聖なる黒夜」「初雪」「私立探偵・麻生龍太郎」と読みましたが、その中では「聖なる黒夜」がBL要素が一番あるので、ふだんBL小説をたしなんでいる腐の方々が最初に読むのにいいと思います。
一般作ですが、腐が夢中になる妄想がたくさんできる作品です。
(これから残りも読むので、また追加情報があれば更新します)

ネタバレ感想

麻生龍太郎の、属性の多さときたら凄まじくない?元ゲイ、ヘテロ、挙句の果てに再びゲイ、つまりバイセクシャル。面白すぎる。
感想レビューを読んでいたら、「恋愛要素が多すぎる」みたいなことが書いてあるものがあったのですが、アタシはほぼBLしか読んでいないので、逆に「恋愛要素(BL)もっと入れて」と感じました。まあでもこちらは一応一般作、ということになっているので、バランスは今の状態でいいんだと思います。(いやもちろんエロを増やしてくれて一向にかまわないけども官能小説じゃなくてミステリー小説だから難しいとは思われます)
ファンの方作成の『聖なる黒夜相関図』がとてもわかりやすいので、ご参考にどうぞ。

聖なる黒夜の続編

2025年発売の最新巻や、その後の話、警部になる前の話があります。

私立探偵・麻生龍太郎 柴田よしき 電子版

紙の本

あらすじ
警察を辞めた麻生龍太郎は、私立探偵として新たな道を歩み始めた。だが、彼の元には切実な依頼と事件が舞いこんでくる……名作『聖なる黒夜』の“その後”を描いた、心揺さぶる連作ミステリ!

あらすじ
書き下ろし新作収録!

どんな小さな事件でも、続けて似たような事件が頻発すれば、その背後に歪んだ犯人の心が透けて見えて来る――。東京の下町、門前仲町の商店街の裏路地で連続した植木鉢の損壊事件。所轄高橋署の新米刑事、麻生龍太郎は相棒の今津とともに捜査を開始するが、やがて傷つく人々の姿が浮かび上がる……。(「大根の花」)みずからも秘密を抱えた敏腕刑事・麻生龍太郎が哀しき事件を追う警察ミステリー。特別書き下ろし短編収録。

読む順番 出版年順と時系列

出版年順か、「聖なる黒夜 上下」を最初に読むのがいいかとは思いますが、物語の時系列はこうだと「私立探偵・麻生龍太郎」の終わりに書いてありました。1冊で事件のお話は完結しているといえばしていますので、途中でも大丈夫だと思います。印象は多少本によってちがうと思います。
便宜上CP(カップリング)表記をしていますが、一般作なのでそこまで描写はない本もあります。
RIKOシリーズ2巻3巻にも登場するそうですが、主役じゃないのでとりあえず入れてませんが、時系列では私立探偵のあと、なので、読むしかないですね。
出版年順
出版年 タイトル CP
初版 2006/10/1 文庫 2012/4/25 聖なる黒夜 上 いろいろ×山内錬
初版 2006/10/1 文庫 2012/4/25 聖なる黒夜 下 麻生龍太郎×山内錬
初版 2011/9/25 文庫 2022/4/14 私立探偵・麻生龍太郎 麻生龍太郎×山内練
新潮文庫2009年8月 角川文庫 2022/7/21 所轄刑事・麻生龍太郎 及川純×麻生龍太郎
初版 2025/12/18 初雪 海は灰色 第一部 麻生龍太郎×山内練
2026年12月予定 海は灰色 第2部?発売前 発売前
時系列順
時系列ではこの順です。
  • 所轄刑事・麻生龍太郎(新潮社・新潮文庫・角川文庫)
  • 聖なる黒夜(角川書店・文庫)
  • 私立探偵・麻生龍太郎(角川書店・文庫)
  • 聖母の深き淵(角川書店・文庫)RIKOシリーズ2巻
  • 月神の浅き夢(角川書店・文庫)RIKOシリーズ3巻

【2025最新刊】初雪 海は灰色 第一部

「著者作家生活30周年記念作品」、23年ぶりの長編刊行とのことです。「聖なる黒夜」を読んだばかりでこちらを読めてラッキーでした。23年も待てなかったと思うので。このシリーズに時代がようやくついてきたってことなのでしょうか。26年末発売予定の続きも楽しみです!ぜひBL多めでお願いします!

初雪 海は灰色 第一部 柴田よしき
初雪 海は灰色 第一部 柴田よしき 電子版

紙の本

あらすじ
有罪判決を受け警察官を辞め、探偵の手伝いをするようになった麻生龍太郎。温泉芸者として流転の生活を送っているという元妻を探して、初雪がちらつくなか、麻生は新潟の山間の温泉町にやって来た。寂れた温泉街で聞き込みを始めた矢先、この町の有力者から資金を受けていたという男が失踪し、直後、宿の女将が何者かに殴られ重傷を負った。この町で何が起きているのか? そして、動揺する麻生の前に、妻を連れ去った男――山内練が現れた……。
『RIKO』、『聖なる黒夜』から連なる麻生龍太郎シリーズ、23年ぶりの長編刊行!
2026年12月頃、続編刊行予定。
著者作家生活30周年記念作品。