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手をのばしたら、つばさ

山田ノノノ先生の感想・レビューと、試し読み、電子書籍、ネタバレ、おすすめ関連作品などの紹介です。

BLマンガ作品DATA

著者
山田ノノノ先生
出版社
ディアプラス・コミックス 新書館
発行
2021年 11月
おすすめ
推奨媒体
紙の本・電子版
あらすじ
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「手に入れたい。ただ、それだけだったのに……」  力良は子供の頃からの夢のため研究に励む大学生。ある晩、頭も顔も完璧な編入生・里見の背中の秘密を目撃し、その美しさに思わず身体を熱くさせてしまう。急速に距離が近づいていく二人だが、里見には力良の知らない一面があって……!? 背中に浮かぶ闇と希望と再生の物語。

「手をのばしたら、つばさ」試し読み・電子書籍

手を伸ばしたら、つばさ 山田ノノノ 電子版


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跪いて愛を問う【電子限定おまけ付き】 電子試し読み・購入

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「手をのばしたら、つばさ」の感想

山田ノノノ先生、通算3冊目のコミックス、発売されました!「跪いて愛を問う」でファンになった方も多いと思われます。 若干病んでるテイストはそのままに、別テーマで楽しめるお話になっていますので、ぜひお読みください。

「手をのばしたら、つばさ」のネタバレ感想

黒髪受け好きにはたまらないであろうかわいさ。
ですが、本作はガラスのような冷たい瞳の里見の墨がなんたるか、に尽きるお話。
初めて出てくるシーンがいい。墨の突飛さと妖艶さのインパクトがすごい。 こちらを見つめる、わかっているよという熱い視線…。
力良(ちから)は、完全に獲物に捕まった小鳥みたいです。

DVを受けた少年が俺も父親と同じで暴力を繰り返すというのは、近年本当に言われていることで、暴力以外で感情を処理する方法を学ぶ必要があります。
救済BLとか、帯に執着攻めとか受けとか書かないでくれてうれしい。 どちらがSでMかは明確で、2人でひとつ、2人で最強、みたいなところが若くてかわいいお話でした。
紙の本の修正は、きざみのりです。

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