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イキガミとドナー

BLマンガ作品DATA

著者
山中ヒコ先生
出版社
祥伝社 onBlueコミックス
発行
上・下 2020年 10月
おすすめ
推奨媒体
紙の本・電子
あらすじ
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「お前の血も肉も全て俺のものだ」戦神と癒し手、魂を預け合う恋。
舞台は未来世界。ある日、平凡な教師の吉野は、国を守る最強戦闘種“イキガミ”の鬼道のドナーだと知らされる。【ドナーの体液は、イキガミの傷を治せる唯一の薬】という衝撃の事実とともに、強制的に鬼道と同居することになった吉野。傍若無人な獣のような鬼道に乱暴に体液を要求されるが、次第にその孤独な素顔があらわとなり――。
「いつかドナーと出会ったら、愛してくれるかもしれない。そう思って生きてきた――。」

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「イキガミとドナー 上・下」の感想

SFもののBL。ストーリー重視の方に特におすすめです。
山中ヒコ先生、3年半ぶりのコミックスだそうです。
2020年だからこそ、読む、読み応えのある作品です。

「イキガミとドナー 上・下」のネタバレ感想

アトムのように怪力で空を飛んだりできて、戦闘機数機分の価値がある人間「イキガミ」。
5年に一度のイキガミ検査で、ある日突然ドナーなってしまった高校教師の吉野、しかも誰のドナーかというと、スター「イキガミ」鬼道のドナーだった。

というところからはじまって、まあいろいろあるのですが、ストーリー展開といい、メインのCP、鬼道と吉野の関係性が特によくできています。
設定がうまい。だんだんに心を通じさせるところがいい。
設定が絶妙なのは、イキガミはドナーにキスしてもらうだけで、キズがすぐに治ったり、エネルギーが充填されたりする一方で、替えのきかない臓器をもし損傷した場合に、ドナーは問答無用で臓器を取られてしまう。
そのため、ドナーが好きになってしまうと、イキガミは思いっきり戦闘ができなく臆病になっていく。
絶妙です。
イキガミと判定された人間には、過酷な任務をこなさないといけないうえに、家族とは離れ離れになるし、ネグレクトが多い。
そして人間兵器「イキガミ」が感染症患者だという衝撃の事実、まさに2020年タイムリーすぎる!預言でしょうか。すごいです。

シリアスでおもしろい読み応えありのSFBLです。
おすすめ!

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