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あっちとこっち

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著者
腰乃先生
出版社
ビーボーイコミックス
発行
2011年5月
おすすめ
推奨媒体
紙の本・電子
あらすじ
紹介PR
罰として学校の花壇の世話をする事になった中島くんは、フェンス越しに出会ったリーマン・松坂さんとめでたくお付き合いする事に♥ しかし驚異的なツンデレを発揮する松坂さんのせいで、中島性少年、お世話したり理性と喧嘩したり、大暴走して大騒ぎ!? 男の臆病な”心のフェンス”をラブと欲望で飛び越えろ♥ 描き下ろしつき!

「あっちとこっち」試し読み・電子書籍

「あっちとこっち」の感想

「あっちとこっち」ネタバレ感想

高校の花壇の手入れをしないといけなくなった中島くんは、フェンスのところで松坂の名刺入れを拾う。バドミントンの羽が飛んできておでこにあたり、名刺入れの持ち主松坂と知り合いに。
中島くんの髪を結わえているボンボンが微妙に女の子っぽくてかわいい。(中島くんは別に全然女子ではない)
フェンスのない外で、松坂を見かけた中島君はシカトされる。
次の日、中島くんがそのことを言うと、高2の子に痛いところを突かれた松坂は大人気なく攻撃。
「中島君には関係ねーこと ゴシップエスパー すんなバーカ」
この「ゴシップエスパー」って絶妙、好き。(たぶん腰乃先生がお考えになった言葉かと思われます。)
その後、バス停でまた二人は遭遇し、松坂は謝る。中島君は、松坂をどうしたらいいかわからないながらも、口説く。かわいい。
中島君が手入れしたお花が満開に。
「今よりはもっといい環境をご用意しますよ」と中島君に言われ、赤くなる松坂。
といった感じで、二人とも不器用ながらも、関係を進めていくのがコミカルに描かれていて、楽しいです。
フェンスのないところでデートするにも、心の「フェンス」が見えたりして、よくある心の壁と同じようだけど、それよりはちょっと軽い。通常のシーンに普通にフェンスかぶせてくるあたりが、勇気あるなと思いました。
年下にガンガンきて楽しい作品でした。
初期の頃の作品ですが、十分楽しめます。

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